女の子に縁のなかった私にとって、それは奇跡

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元彼女とのお話しです。
私は、高校時代まで、女の子とは全く縁がありませんでした。
部活は剣道部で、丸刈り頭。背は低くて、
とても女の子に相手にされるような人間ではありませんでした。

地元の大学に進学して、あるサークルに入りました。
山登りを主にやっているサークルだったのですが、
男ばかりの大学で、したがって、部員も全員男でした。
そして、ほとんどの部員が女の子に縁のない生活を送っていました。

近所に女子短期大学があって、そこにも同じサークルがありました。
そして、新入生の顔見せをいう名目で、
私達の部室にその短大の部員さん達が、
4月か5月にやってくるのが慣例となっていました。

私が、大学2年生のときです。
短大の新入部員は4人いて、3人はとてもかわいい人でした。
その中でひとり、あまり目立たない女の子がいました。
決して美人ではないけれど、清楚な感じの人でした。
他の大学との顔見せや合コンでも、あまり目立たなくて、
1年生の男子達は他の子に盛んにアプローチしていたようでした。

私が大学3年生になって、サークルの部長をつとめるようになったときのことです。
彼女は、2年生で、渉外担当となっていました。
そして、夏休み。メインの行事であるアルプス登山がありました。
その出発日に見送りに来たいからと、
私に彼女から電話で問い合わせの連絡がありました。
そして、日程を伝えてそれで電話は終わりのはずでしたが、
私が、そちらの準備状況はどうかとの質問をしました。
それがきっかけになって、長電話になってしまいました。
3時間くらい話したと思います。
そして、彼女が私のことを好きであることを告げられました。

それまで、女の子に縁のなかった私にとって、それは奇跡に近いものでした。私の恋人になる人は世界でもいないと思っていたのに。
そして二人は、みんなに内緒で付き合うことになりました。
学生時代の思い出です。

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